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立川志らく、アスリート『見下し』発言に批判殺到…「絶対に許せない」と抗議の声

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画像:時事

先日、メディアが入る公の場で失言を連発し会長職を辞任する意向を固めた森喜朗氏の後任に、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の評議員である川淵三郎氏の名前が挙がっていることを伝えた12日の「グッとラック!」(TBS系)。

御年84歳になる川淵氏が森氏から指名を受けて会長に就任することに、番組MCの立川志らくさんがコメントを口にしました。

立川志らく、川淵三郎氏の過去の発言に「スポーツでは打ち勝てるわけがない」

12日、先日公の場で相次いだ失言によって国内外からの批判が高まっていた森氏が東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長職を辞任する意向を固め、後任に同評議員の川淵三郎氏が名前が挙がっていることを「グッとラック!」(TBS系)が特集。

急転直下を迎えた森騒動について、番組MCの立川志らくさんがコメントを述べました。

「女性は競争意識が強い」という趣旨の発言が女性蔑視と受け止められ、国内のみならず諸外国の機関からも非難を受けていた森氏。

謝罪会見を行い失言を撤回したものの批判は収束せず、会見から1週間経過した昨日に会長辞任の意向を明らかにしました。

森氏の辞任について、連日失言を批判し続けた志らくさんは「辞任する必要があると思っていた」と改めて自身の考えを主張。

一方で「コメンテーターの人たちから森さんがオリンピックに関して、スポーツ界に貢献してきたことを教えてもらってよくわかった」、「でもそれはコメンテーターの人に教わったことで組織委員会から『なぜ森さんが必要なのか』という明確な説明を受けていない」と組織委員会の責任を追及。

そして「擁護したくせに結局世論の波に押されて、IOCもそうなんだけど、世論によってこんなにコロコロ、コロコロ変わっちゃうんだ」と、手のひらを返して森氏の辞任を認めた組織委員会の対応を「ブレている」と批判したのでした。

また、志らくさんは後任に名前が挙がっている川淵氏が過去、「何が何でもオリンピックをやる」と森氏と同様の発言をしていたことにも触れ、「打ち勝てるわけないんですよスポーツでは」、「お医者さん、医療関係、暮らしている人間の生活様式を変えることによって打ち勝つ…スポーツの精神論で打ち勝てるわけがない」と川淵氏の発言に異論を唱え、「とにかく今は収束させることですよね」とオリンピック開催の声に首を傾げました。

「スポーツでは打ち勝てるわけがない」発言に視聴者反発

森喜朗氏の後任として有力視されている川淵三郎氏の過去の発言に、「スポーツで打ち勝つわけがない」と抗議の声を上げた立川志らくさん。

すると「スポーツでは打ち勝てない」と断言した志らくさんの発言に、番組を観ていた視聴者が一斉に反発。

「今度は川淵さんのことを責めだした。しかもスポーツでは打ち勝てないってどういうこと?」

「志らくさん、アスリートの気持ちとか考えたことないの?」

「番組終了が決まってるからって好き勝手言ってんじゃねーぞ」

「スポーツでは打ち勝てない?これまでオリンピック選手がどれだけ夢や希望を与えてくれたと思ってるの?この発言は許せない。志らくの発言はコメンテーターとしていかがなものなの?」

「打ち勝てるわけがない?収束してからやれ?大変な時だからみんなで力を合わせて開催する姿に生きる意味を見出せるのにな」

「これまでのTBSが掲げていたスポーツのスローガン、全否定だな」

などと怒りの声が上がりました。

これまで散々森氏の発言の一部を視点をあて、批判を述べてきた志らくさん。

公共の電波を使用して自身の意見を述べているのであれば、「スポーツでは打ち勝てない」とアスリートの行動を否定する発言は避けるべきだったのでしょう。

(文:有馬翔平)

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