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“40年の歴史と3ゼタバイト以上の出荷実績”を持つ「Seagate」はSSDもHDDも進化中 全モデルCMR方式の「IronWolf」はNAS向けHDDの大定番モデルに

 「40年の歴史と3ゼタバイト以上の出荷実績」を持つ最古参のストレージメーカーであるるSeagate Technology。いわゆる“巣ごもり”や“テレワーク”、“リモート学習”などといった新しいライフスタイル・ワークスタイルの広がりとともに、SSDやHDDといったストレージの重要性は個人向け市場でも高まっている。そんな中で活発に製品の展開を行なっているSeagate Technologyの最新ラインナップを見てみよう。

 「40年の歴史と3ゼタバイト以上の出荷実績」を持つ最古参のストレージメーカーであるるSeagate Technology。いわゆる“巣ごもり”や“テレワーク”、“リモート学習”などといった新しいライフスタイル・ワークスタイルの広がりとともに、SSDやHDDといったストレージの重要性は個人向け市場でも高まっている。そんな中で活発に製品の展開を行なっているSeagate Technologyの最新ラインナップを見てみよう。

「FireCuda 520 SSD」の優れた耐久性と信頼性でクライアントPCに安心感を

 SeagateはPC向けのSSDとして、ゲーミングPCやノートPCをターゲットとする「FireCuda」シリーズを展開。最上位モデルは、PCI Express 3.0世代の製品よりも最大45%の高速化を果たしたと言うPCI Express 4.0対応のM.2 SSD「FireCuda 520 SSD」だ。最大シーケンシャルリードは5,000MB/s、最大シーケンシャルライトは4,400MB/sで、2TB、1TB、500GBの各モデルをラインナップする。

SeagateのPCI Express 4.0 SSDとしては第2世代となる「FireCuda 520 SSD」

 最大の特徴は耐久性や信頼性の指標の優れた数値。TBW(Total Byte Written/総書き込み容量)は2TBモデルでは同クラスのM.2 SSDの中では最高レベルの3,600(1TBモデルは1,800、500GBモデルは850で、これも同クラスの中では高い数値)。MTBF(平均故障間隔)も1,800,000時間に達している。5年間の製品保証、データ復旧サービス「Rescue Data Recovery Services」(3年間無償)など、ホビーユーザーからクリエイターなどのプロユーザーまでに、耐久性と信頼性の高さで安心感を提供するとしている。

通常モデルはヒートシンクなしのシンプルなスタイルだが、「サイバーパンク2077」限定モデルにはゲームの雰囲気を感じさせるLED内蔵ヒートシンクが装着されている

一般ユーザーにも浸透したNAS向けHDDの定番「IronWolf」

 特定の用途を明確にした仕様にチューンしたストレージは近年のトレンドだが、“NAS”向けをうたうHDDは、24時間365日稼働やRAID運用に特化した設計であることから、本来のNAS用のほか、高耐久のHDDとしてクライアントPCで使用する人も多い。2020年に内蔵HDD販売台数の年間1位を獲得したというSeagateの製品の中で、「IronWolf」はNAS向けHDDとして人気の製品の一つだ。

高い耐久性と安全性を誇る「IronWolf」

 NAS向けモデルということで、信頼性・耐久性の高さは随一、安全性を高める機能やサービスも豊富だ。年間180TBの作業負荷に耐え、NASに最適化された24時間無休で利用できる基本設計に高いRAID性能を発揮するファームウェア、マルチベイ環境での安全性を高める回転振動(RV)センサー(4TB以上のモデルに搭載)やシステム/データを保護や障害の予防のためのIronWolf Health Management(IHM)、NASメーカー各社製品との確認済みの互換性などの特徴を持つ。また、NAS環境での利用時に安定した性能を発揮するため、全製品が従来型の記憶技術であるCMRを採用する。

ラインナップは1TB~12TBまでの9モデルが発売中。MTBFは1,000,000時間、3年の製品保証、データ復旧サービス「Rescue Data Recovery Services」3年間無償で付属する。

HDDメーカーでもあるSeagateだからこそ作れる外付けストレージ「Expansion」

 ストレージ容量が求められるのはPC環境に限った話ではなく、テレビ録画や家庭用ゲームでも、コンテンツの高解像度化・高画質化の進展により、以前よりも大容量が必要とされている。Seagateはこういったニーズに向け、USB接続のさまざまな外付けストレージをリリースしている。

容量単価の安い外付けHDDはテレビ録画や大量のゲームをインストールするのに最適

 今回紹介する「Expansion デスクトップ・ハードディスク・ドライブ」は、USB 3.0接続の外付けHDD。ラインナップは最大で16TBまでラインナップしている。最近の外付けストレージは、携帯性に優れるポータブルHDDやSSDが人気でExpansionシリーズにもポータブルSSD/HDDの製品がラインナップされている。取り回しはポータブル機が勝るが、容量(と容量あたりの価格)は本機が圧倒的に上。用途に応じた最適なサイズ・容量・価格の製品を選べるのは、SSDもHDDも手掛けるSeagateならではのメリットだ。

 Seagateによると、PS4に加えPS5との互換性も確認済みとのこと。ファンレス設計なのでゲームプレイ時やテレビ録画/視聴時にも動作音が気になるということは少ない。3年の製品保証が付くほか、データ復旧サービス「Rescue Data Recovery Services」にも対応する。

[制作協力:Seagate]

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