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KDDI、3.5GHz帯を用いた5Gサービスを開始 当初利用可能は「Galaxy S20」など

KDDIは25日、3.5GHz帯を用いた5Gサービスについて、12月17日から東名阪エリアの主要都市ですでに順次スタートしていることを公表した。


 KDDIは25日、3.5GHz帯を用いた5Gサービスについて、12月17日から東名阪エリアの主要都市ですでに順次スタートしていることを公表した。

4G向け周波数帯からの転用によって構築、または構築予定の5Gエリアは薄いピンクで色分けされているのがわかる

 この3.5GHz帯の5Gサービスで利用可能なのは、「Galaxy S20 5G SCG01」「Galaxy S20+ 5G SCG02」「Galaxy S20 Ultra 5G SCG03」(いずれも12月16日のアップデート適用後)およびiPhone 12シリーズ。また、「Xperia 1 II SOG01」「Xperia 5 II SOG02」は来年1月以降、そのほかのau 5Gスマホについても来年2月以降、最新のソフトウェアアップデートを適用することで対応できる予定。

 5Gネットワーク用の周波数帯として、国内ではサブ6(3.7GHz帯、4.5GHz帯)とミリ波(28GHz帯)が各キャリアに割り当てられており、エリア整備が進められている。一方で、これらの周波数帯は衛星通信との干渉のほか、電波が飛びにくい性質を持っているため、4Gで用いられている周波数帯からの転用をKDDIとソフトバンクは積極的に推進。今回の発表がこの形での5Gサービスのスタートとなる。

 なおKDDIでは、周波数帯の転用によるものも含めて、5Gの基地局を2021年3月時点で約1万局、その1年後の2022年3月時点で約5万局を展開予定。5Gのサービスエリアを急速に拡大していく考えだ。

 

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