【路上の伝説】朝倉未来 「自分の欠点は試合を見直して分かった。まだ強くなれる」 [Anonymous★]

44名無しさん＠恐縮です2020/11/23(月) 13:54:26.50ID:9rkS95BI0 あの人は今　 元楽天イーグルス　渡◯佳明さん（28歳）

2024年、日本シリーズ。 それをテレビで見つめる男がいた。
22歳で将来を嘱望され楽天へ入団した、渡◯佳明さんだ。
「あの頃は若かったですね（笑）」若き日を回想する渡◯さんは、どこか寂しげだ。
「未だに当時の夢を見ることがあるんですよ。生涯初のホームランシーンを」
渡◯さんは24歳の時に二軍の練習中に膝前十字靭帯断裂、再建手術を試みるも
結局完治することはなく、楽天から戦力外通告を受けた。
今は居酒屋を営む傍ら、地元の少年野球のコーチを勤めている。
暖簾の屋号の文字は尊敬する亡き祖父の手によるものだ。
「いらっしゃい」。横浜駅西口から歩いて３分。
「居酒屋　元明」の江戸紫色の暖簾をくぐって店内に入ると白いタオルを
頭に巻いた佳明さんと母、元美さんの元気な声に迎えられた。
「去年の4月にオープンしました。暖簾の『元明』という文字はお爺ちゃんに書いて いただいたもの。
元は勿論尊敬する祖父と母、そして明には自分の名前の一字と自分を飛躍させてくれた明大の明の意味もあるんです（笑）
暖簾の江戸紫も明大を意識しています（笑）
上地さんのおかげで、県外から足を運んでくださるお客さんも多いのは嬉しいですね」
渡◯さんは本当に嬉しそうに、私達に語ってくれた。
とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。
「食通の元さんの孫の店ならさぞかし旨いだろう。そう言われるのがプレッシャーで。。
日本中の居酒屋めぐりをしました。祖父と同じようにお店でくだを巻いて追い出されたこともあります（笑）」
培われた人間性、バット職人と言われただけあって包丁さばきも巧み
「これ、当店一押しなんです（笑）どうぞ」
ハタ地獄焼き、裏メニューなのだと言う。
「生きたままのハタを一瞬に…」「それ以上レシピを公開しちゃ駄目よ」
温厚な元美さんが珍しく鬼気迫る顔で割って入った。これ以上は聞くまい。人生の苦味を醸し出す不思議な味だ。
取材を終え店を出ようとすると「ちょっと待ってください、良かったらこれどうぞ」
はにかむ元美さんから一冊の本を手渡された。「プロ野球　連れて行きます」−
ふと母親の温もりが恋しくなり夜の風俗街へ私は消えた。

（写真）暖簾の下で笑顔でおどける佳明さん