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ソニーのゲーミングヘッドセット「INZONE H9/H7/H3」が発売

 ソニーのゲーム向け製品の新ブランド「INZONE」からヘッドセット3機種が発売された。ラインナップは、無線モデルの「INZONE H9」(以下H9)と「INZONE H7」(以下H7)、有線モデルの「INZONE H3」(以下H3)で、H9にはノイズキャンセル機能も搭載されている。

INZONE H9

 ソニーのゲーム向け製品の新ブランド「INZONE」からヘッドセット3機種が発売された。ラインナップは、無線モデルの「INZONE H9」(以下H9)と「INZONE H7」(以下H7)、有線モデルの「INZONE H3」(以下H3)で、H9にはノイズキャンセル機能も搭載されている。

 店頭価格は順に36,300円、28,600円、12,100円(一部ショップでは10%のポイント還元サービス付き)。

同社の立体音響技術を搭載したゲーム向けヘッドセット

 これらは、オーバーヘッド型のゲーム向けヘッドセット。ヘッドホンのスピーカーとしてネオジウム磁石を使用した40mmドライバーを内蔵するほか、口元に届くブームマイク形状の「トークマイク」を装備している(H9/H7は両指向性、H3は単一指向性)。

INZONE H9

 ゲーム向けに最適化したという同社の立体音響技術「360 Spatial Sound for Gaming」が搭載。ゲーム本来のマルチチャンネルサウンドを再現し、シューティングゲームなどにおいては敵の位置を正確に把握できるという。立体音響を有効化するにはPC用ソフト「INZONE Hub」(Windows 10以上対応)が必要。

 立体音響を個人にあわせて最適化することもできるとのこと。スマートフォンで、アプリ「Sony 360 Spatial Sound Personalizer」を使って自分の耳を撮影し、INZONE Hubで設定を行なうことで、耳や頭の形、大きさによる音の聴こえ方の個人差を補正するという。

INZONE H7

 H9にはPCやエアコンなどの騒音を抑制するノイズキャンセル機能が搭載されており、プレイに集中できるとしている。また、「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」に切り替えることで、ヘッドセットを装着したまま外の音を聞くことができる。

 PCなどとの接続には、H9とH7はUSBトランシーバー(2.4GHzワイヤレス)、Bluetoothを、H3は音声ケーブル(4極ミニプラグ)を使用する。

INZONE H3

 H9とH7では2.4GHzワイヤレスとBluetoothを同時に使用でき、例えば、PCでゲームをプレイしながらスマートフォンで音声チャットをすることができるとしている。また、H3には「USBオーディオボックス」が付属し、USB接続も可能という。

 Bluetoothバージョンは5.0。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。対応コーデックはSBCとAACで、aptXや同社独自のLDACは含まれていない。

 質量はH9が約330g、H7が約325g、H3が約299g。バッテリーでの連続使用可能時間はH9が32時間、H7が40時間で、10分間充電することで60分間使用できるようになる「クイック充電」に対応する。

 付属品は、H9とH7がUSBケーブル、USBトランシーバーなど、H3がUSBオーディオボックスなど。

[取材協力:ツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]

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