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大河原克行のNewsInsight 第136回 パナソニックの電子デバイス用レンズ、世界初の量産技術で用途拡大と低価格を実現へ

パナソニックは、世界初となるフレーム一体成形が可能な遠赤外非球面レンズの量産技術を開発した。2022年度からの量産を目指し、遠赤外非球面レンズの普及につなげる考えだ。遠赤外線の透過特性に優れたカルコゲナイドガラスを材料とし、新たに開発したガラスモールド成形工法と、金型技術により、従来工法に比べて、約2分の1の低価格化を実現した。回折レンズのほか、世界初となる接着剤不使用で高気密なフレーム一体レンズなど、様々な形状のレンズ製作が可能になるという。

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