Slackが開催した年次カンファレンス日本版「Slack Tour Japan Online」では、カスタマーキーノートにソフトバンク 社長兼CEOの宮内謙氏、日本IBM 社長の山口明夫氏が出席。全社へのトップメッセージ伝達や組織の壁を越えた社内コミュニケーション、さらには業務システム連携など、自社におけるSlackの活用方法を紹介した。
Slackは2020年11月12日、年次グローバルカンファレンスの日本版「Slack Tour Japan Online」をオンライン開催した。
午前のオープニングキーノートでは、CEO兼共同創業者のスチュワート・バターフィールド氏らが、コロナ禍におけるオンラインコラボレーションの重要性や「イベント駆動型エンタープライズ」の実現というSlackのビジョン、さらに「SlackコネクトDM」「ワークフローへの外部アプリ組み込み」といった新機能群(一部は将来リリース予定)について紹介した。
またSlack Japanによるカスタマーキーノートでは、Slack導入企業からのゲストとしてソフトバンク 社長兼CEOの宮内謙氏、日本IBM 社長の山口明夫氏が出席。自らも日常的にSlackを積極活用しているという両氏から、具体的なSlack活用の取り組みやその成果が紹介された。なお同日には、ソフトバンクによる国内最大規模、5万アカウントの全社導入がスタートしたことも発表されている。
本稿ではとくに日本向けカスタマーキーノートの、ソフトバンク、日本IBMにおける活用事例にフォーカスしてお伝えする。オープニングキーノートで紹介された新機能群については、以下の関連記事で紹介しているのであわせてお読みいただきたい。