スポンサーリンク

アビーのPCケースが4年ぶりに復活、高級タワー型ケース「smart EM30A」が発売

 アビーブランドのPCケース「smart EM30A」がコンピューケース・ジャパンから12月10日(金)に発売される。smartシリーズとしては約4年振りの新モデル。カラーはシルバー(SME-EM30A-SV)とブラック(SME-EM30A-BK)の2種類。店頭価格は84,800円。ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館ではサンプル展示が始まっている。

smart EM30A

 アビーブランドのPCケース「smart EM30A」がコンピューケース・ジャパンから12月10日(金)に発売される。smartシリーズとしては約4年振りの新モデル。カラーはシルバー(SME-EM30A-SV)とブラック(SME-EM30A-BK)の2種類。店頭価格は84,800円。ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ではサンプル展示が始まっている。

4年ぶりに登場したアビーのタワー型ATXケース

 smart EM30Aは重厚感のあるデザインで、フロントやサイド、バックパネルに3mm厚のアルミ合金を採用したアルミ製PCケース。タワー型で、寸法(幅×高さ×奥行き)は207×446×467mm、本体重量は10kg。ATXマザーボードとATX電源ユニットに対応する。

天板
ケース内(写真はサンプルで、製品版ではケース内の「abee」ロゴは無くなる)
裏配線に対応

 電源を縦にし、フロントの上側に内蔵するというユニークなレイアウトが採用。シャーシの各所に穴があり、ATXメイン、PCIeといった電源ケーブルを“裏配線”して整理できる。また、フロント・トップパネルには複数のスリットがあり、パネルの裏側にはスチール製のメッシュフィルターが装備されている。

背面
前面パネルを外した状態
天板を外した状態

 ちなみに、2017年に旧アビーから発売されたmicroATXケース「smart EM30」とは外観やレイアウトも大きく異なっている。AS EnclosureシリーズなどのPCケースを製作していたPC周辺機器メーカーのアビーは、2018年に倒産。その後、アビーの商標を承継したコンピューケース・ジャパンが新製品の販売などを行なっているが、PCケースを発売するのは初めて。アビーブランドのPCケースの新製品としては2017年以来となるが、「アメリカや中国から要望があり、リリースすることになった」(同社)とのこと。海外での人気がPCケース復活の理由ということで、国内需要だけで新製品を開発するのは難しかったようだ。

天板は非常に重たい
厚みのあるサイドパネル
製品仕様

 対応マザータイプはATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは3.5インチ/2.5インチ×1、2.5インチ×2。拡張カードスロットは7基。搭載可能なケースファンはトップ120mm×2、フロント120mm×1、リア120mm×1。

ブラックモデル
付属品
店頭POP

 ラジエーターの対応サイズはトップが120mm/240mm、リアが120mm。他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ358mmまで、CPUクーラーが高さ158mmまで、電源が奥行き160mmまで。

[取材協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

元記事