上下に開閉するサイドパネルを装備したLian LiのMini-ITXケース「Q58」が近日発売される見込みだ。ショップによれば10月に発売されるという。
初出日時 9/30 10:00
上下に開閉するサイドパネルを装備したLian LiのMini-ITXケース「Q58」が10月12日(火)に発売された。ラインナップは4モデル。カラーはブラック、ホワイトの2つで、各カラーで2種類のライザーケーブル(PCIe 3.0、PCIe 4.0)が用意されている。店頭価格は16,499~20,899円。
ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、オリオスペックには実機サンプルが入荷している。
上下2枚に分かれたサイドパネルを備えたMini-ITXケース
Q58はMini-ITXマザーボードに対応した幅170×高さ250×奥行き342mmのPCケース。コンパクトながら長さ320mmまでのビデオカードが搭載できるほか、電源ユニットを立てて設置するレイアウトによりATX電源に対応している。
ユニークなのは上下2枚に分かれたサイドパネル。上が強化ガラスタイプ、下がメッシュタイプのパネルで、それぞれ上向き、下向きに開く。水平方向に開けるドア式のパネルに比べ、狭い空間で開閉できるのがメリットだ。
パネルの付け替えも可能で、例えば上をメッシュ、下をガラスと入れ替えたり、上下の両方を左サイドはガラス、右サイドはメッシュと揃えたりできる。
リアにはARGB LEDとPWMファンを各3つ接続できるLED/ファンハブが内蔵。基板部分のパネルを開くことで、基板を露出させた状態でコネクタの取り外しが行なえる。また、フロントには上下に抜き差しできるホットスワップ対応の2.5インチベイが内蔵されている。
電源はSFX/SFX-Lタイプも搭載でき、この場合はドライブベイを2.5インチ×4または2.5インチ×3+3.5インチ×1に構成可能。ATX電源搭載は2.5インチ×2。なお、対応するファンの数やラジエーターサイズ(280mmサイズまで)も電源のタイプによって変わるので要注意。
電源は奥行き160mmまでのものに対応する。拡張カードスロットは3基。CPUクーラーの高さ制限は67mm。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とオリオスペック]