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アット東京 関西中央センター、JPXからプロキシミティエリア指定を受ける

アット東京 関西中央センター(KC1)が、日本取引所グループ(JPX)から関西圏におけるarrownet新アクセスポイントのプロキシミティエリアに指定された。JPXの取引所システムと低レイテンシで接続できる環境で、金融機関が東京エリアとの同時被災リスクが少ないバックアップ拠点として利用できるとしている。


 アット東京は2020年11月4日、大阪市中心部にある同社 関西中央センター(略称:KC1)が、日本取引所グループ(JPX)から関西圏における新アクセスポイント(AP4)のプロキシミティエリアに指定されたことを発表した。同エリアに設置された金融機関などの顧客システムは、JPXの「arrownet」ネットワーク経由でJPX取引所システムなどに低レイテンシで接続できる。

アット東京のWebサイト

 プロキシミティエリアとは、JPXが取引所システムへの接続サービスとして提供するarrownetのアクセスポイントと同じ(または近接する)データセンターにあるラックスペースのこと。アット東京KC1のプロキシミティエリアはJPX AP4と同一の建物内にあり、JPXの内部接続回線サービスを利用してJPX取引システムなどに内部接続できる。また、顧客ニーズに応じてマルチキャリアの外部接続回線サービスも利用可能。

 KC1は大阪市中心部にある都市型データセンターで、導入/運用時のアクセスが容易なほか通信キャリア環境も充実している。高い運用水準と安全性/信頼性を備えており、FISC(金融情報システムセンター)設備基準にも準拠している。

 アット東京では、KC1は東京エリアとの同時被災リスクが少なく、金融機関顧客におけるバックアップ/DR拠点として利用できるとしている。

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