スポンサーリンク

「Zoff」運営会社がLINE WORKS導入、店舗と本部の連絡を効率化

ワークスモバイルジャパンは「Zoff」運営会社における活用事例を公開。LINE WORKSとAIツールを連携し、「店舗を待たせないヘルプデスク」実現を目指す。


LINE WORKSとAIツール連携

 「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンは11月5日、インターメスティックが展開する「Zoff」250店舗のヘルプデスク業務を一手に担う情報システム部(本部)の「働き方改革」事例を参考情報として発表した。

「Zoff」本部のヘルプ業務効率化のポイント

1.「店舗を待たせないヘルプデスク」実現に向け、LINE WORKSとAIツールを連携
2.本部と店舗のコミュニケーション回数およそ3割減、問い合わせ対応毎月およそ80時間削減
3.「AIだから気軽に質問できる」店舗の悩みを即座に解決

1.「店舗を待たせないヘルプデスク」実現に向け、LINE WORKSとAIツールを連携

 情報システム部ヘルプデスクには、日々全国のZoff店舗から多数の問い合わせが寄せられる。対応業務の効率化や本部の就業時間・他店舗の営業時間を気にすることなく、店舗スタッフが問い合わせたいことがあるときに、直ちに回答を得られる仕組みづくりが求められていたという。そこで、インターメスティックでは、LINE WORKSとAIアシスタント作成ツール「PEP」をAPI連携。チャットボットで定型的な問い合わせ応対を自動化した。

2.本部と店舗のコミュニケーション回数およそ3割減
 問い合わせ対応 毎月およそ80時間削減

 LINE WORKSとAIツール連携前の、本部スタッフと店舗スタッフの間の業務に関する質問など、問い合わせのコミュニケーション回数は、月平均およそ640件だった。連携後は月平均430件になり、コミュニケーション回数がおよそ3割減少した。

 また、本部スタッフの問い合わせ対応時間は月平均およそ80時間ほど削減され、システム入れ替え時や障害発生時などの問い合わせ集中時にも迅速な対応ができるようになったという。本部では、削減できた時間を別の業務に充てられるようになった。

3.「AIだから気軽に質問できる」店舗の悩みを即座に解決

 店舗の従業員にとって、本部に電話やメールでちょっとした質問をすることには抵抗があるという。しかし、チャットボットが相手ならそのような気遣いが必要なく、スタッフが店舗共有のスマートフォンから積極的に問い合わせをするようになり、業務システムやIT機器に関する疑問を即座に解決できるようになったという。

 インターメスティックは、2016年の熊本地震をきっかけに、スタッフの迅速な安否確認を目的に本部の全社員・アルバイトスタッフにLINE WORKSを導入。非常時に各地域のエリアマネージャーが、LINE WORKSで店舗スタッフの安否確認をする体制を構築した。

 インターメスティックにおけるLINE WORKSの導入事例について、ワークスモバイルジャパン公式サイトで詳細を公開している。

元記事