画像:時事
昨年9月の内閣総理大臣就任以来、菅義偉首相の当初70%あった支持率が次第に下落していき不支持が支持を初めて上回ったことを伝えた18日の「グッとラック!」(TBS系)。
この放送中、菅首相不人気の原因に対し番組MCの立川志らくさんが持論を展開しました。
しかしその志らくさんのコメントに視聴者が反発。
志らくさんのコメントとは一体どのようなものだったのでしょうか。
立川志らく、菅義偉首相のバッシングに同情を見せる
18日、菅義偉首相の内閣支持率が昨年9月の就任以来初めて不支持が支持を上回ったことを取り上げた「グッとラック!」(TBS系)で、番組MCの立川志らくさんが菅首相不人気の理由に持論を述べました。
昨年9月、体調不良を理由に辞職を表明した安倍晋三氏の後を継ぎ内閣総理大臣に就任した菅首相。
就任当初は官房長官時代の成果や、秋田県の集団就職で上京した叩き上げというイメージから支持率70%と高い支持を受けましたが、その後新型コロナウィルス感染対策などで後手に回り次第に支持率は低下。
今年に入り初めて不支持が支持を上回る結果となりました。
この日の放送では不支持が上回った原因を分析し、「思います」という曖昧な口癖が責任逃れ感をかもし出しているという専門家の見解のほか、「原稿を読んでいる」、「感情がない」などの一般市民の声も紹介。
すると、この不人気の理由に志らくさんは「菅さんも言葉が響かない理由を3つに分けて、喧々囂々言われるのは大変だと思いますよ」と笑い、新型コロナウィルスの感染拡大がない状況であれば「こういう総理がいても何も問題はない」、「笑わないのも人情味があって優しそうだなと受け止めてくれる」と、支持率が上がらない背景には国民の期待が高いことの裏返しであると分析を披露したのです。
さらに、志らくさんは支持率低下に各メディアの報道も影響しているとにらみ、「テレビを使って菅さんがダメだとワーってやっちゃうと、こんなにダメなんだとダメな方向に行ってしまう」、「言葉が響かないと放送してしまうと菅さんが気の毒」と情報番組の報道が支持率低下を加速していると指摘。
「状況が好転すればガラリと変わる」、「今は国民が怒りを全て総理にぶつけている状況だから、時には笑うとか怒るとか、カメラ目線で物を話せば変わってくる」と支持率回復へアドバイスを添えていました。
立川志らく、突然の菅義偉首相擁護に視聴者ドン引き
不支持が支持を上回った菅義偉首相に対し、メディアの報道が原因していると擁護の姿勢を見せた立川志らくさん。
この志らくさんのコメントに、番組を観ていた視聴者の一部からは「その通りだよ!」、「志らくさんがいいこと言った」などと称賛が上がりましたが、大半の視聴者はため息をついたよう。
「はあ?おまえらがこれまで散々揚げ足を取ってきたせいだろうがボケ!」
「志らくさん無責任にもほどがある。」
「今日放送の中で志らくさんの言葉にビックリした。今しがた菅さん批判してたところでしょうが」
「あーもうグダグダだよ」
「志らくブレブレすぎるだろ…1番残念なのはアンタだ」
などと批判が殺到しました。
なぜここまで、志らくさんに対する不満が高まったのでしょうか。
「志らくさんはここまで政府が取ってきた政策にことごとく反対してきました。昨秋から見るとGoToキャンペーンも反対、GoToが停止になると『経済が心配』…先週の会見にも『不安』と意見を述べていましたからね。そんなずっと政府を批判し続けてきた人がいきなり『かわいそう』なんて言い出したら、『どの口が言ってるんだ』となりますよ」(芸能ライター)
これまでことごとく政権批判を展開してきた志らくさん。
それが突然、手のひらを返して政府のトップである菅首相に柔和な態度を取れば不信感が募るのは当然のことでしょう。
(文:有馬翔平)