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女子高生のクリスマスは10月から5月まで!?

クリスマスのハッシュタグが賑わうのは12月下旬だけと思いきや、10代女子はSNSで半年以上クリスマスを楽しんでいる。


クリスマスのハッシュタグが年中賑わっている!?

 10代はトレンドに敏感と言われているが、実際のところはどうなのだろうか。memedaysの「10代女性のクリスマスSNSトレンド調査」(2020年12月)を見ていこう。

 女子高生たちは、トナカイ耳やサンタ帽子などをかぶって写真を撮り、ハッシュタグ「#クリスマスプリ」を付けて投稿している。執筆現在、同ハッシュタグは約1.5万件投稿されている。ところが、クリスマス時期前にもこのような投稿が多かったことをご存知だろうか。

 2020年は1月から5月にかけても同ハッシュタグ投稿が一定数続く事態になっていた。その後いったん落ち着いたものの、10月から再び投稿が増加したのだ。「#先取りクリスマス」は約2200件、「#フライングクリスマス」は約3400件投稿されるなど、クリスマス前のクリスマス風投稿は人気となった。

季節にかかわらず「カワイイもの」はかわいい!

季節外れはむしろ「かわいい」

 調査結果によると、25.1%が「季節外れのSNS投稿を見かけたことがある」と回答。「投稿したことがある」は14.5%であり、投稿する理由については「特に意味はない」(46.1%)、「SNSで季節感は意識しない」(31.6%)、「ネタとしておもしろい」(14.5%)などとなった。

 つまり10代女性にとっては、クリスマスシーズンになったからクリスマス投稿するのではなく、かわいい・おもしろいものは季節と関係なく投稿したい、人があまりしていないことをしたい、という意識が強いというわけだ。

 「別にクリスマスにクリスマスのことを投稿しなくてもいいと思う。シーズン前に投稿しているのを見て『かわいい』と思ったし、かわいい格好はいつしてもいい」と、ある女子高生から聞いた。

 大人が思い込んでいる常識は、10代にとっては当たり前ではないようだ。常識にとらわれない自由な楽しみ方は見習いたいものだ。

元記事