アップルが新型iPhoneに潜望鏡型のカメラ(ペリスコープカメラ)の搭載を検討しているという。実現すれば高倍率の光学ズームが可能になる。
サムスンのペリスコープカメラ photo:YouTube
アップルがiPhoneの光学ズーム機能を強化するためにペリスコープレンズを製造できるサプライヤーを探しているという。韓国メディアETNewsが11月27日に報じた。
ペリスコープレンズは光を90度屈折させることで、レンズとセンサーを水平ではなく直角に配置できる機能を持つ潜望鏡のようなカメラだ(ペリスコープは潜望鏡の意味)。
これによりスマホのような薄い端末でも、高倍率の光学ズームを搭載できるようになる。たとえばサムスンは同技術を利用した10倍ハイブリッド光学ズーム端末「Galaxy S20 Ultra」を発売している。
同紙によるとアップルはiPhoneの光学ズーム機能を強化するため、ペリスコープレンズの技術と特許を抱えている特定の会社と話を進めているとのことだ。