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AMD、レイトレーシング性能が1.5倍になったワークステーション向けビデオカード「AMD Radeon PRO W7000シリーズ」を発表

AMDは4月14日、レイトレーシング性能が1.5倍になったワークステーション向けビデオカード「AMD Radeon PRO W7000シリーズ」を発表した


 AMDは4月14日、AMD RDNA 3アーキテクチャーを採用したワークステーション向けビデオカード「AMD Radeon PRO W7000シリーズ」、「AMD Radeon PRO W7900」と「AMD Radeon PRO W7800」を発表した。価格は順に3999ドル、2499ドル(グローバル価格)。

 AMD Radeon PRO W7000シリーズは、先進的なAMDのチップレット・デザインを世界で初めて採用したというプロフェッショナル向けビデオカード。また、DisplayPort 2.1を初めてサポートしている。

 RDNA 3アーキテクチャーのコンピューターユニットにより、AI性能は最大2.7倍、レイトレーシング性能は最大1.5倍の性能進化を実現した。また、新しいメディアエンジンはエンコードとデコードを同時に行なうことができ、最大8K60の映像をAV1でエンコード、デコードできる。

 AMD Radeon PRO W7900は、96基のコンピューターユニットを搭載。ECC GDDR6メモリーを48GB搭載、クロックは最大864GB/s、バス幅は384bit、消費電力は295W。出力ポートはDisplayPort 2.1×3、mini-DisplayPort 2.1×1を搭載している。

 AMD Radeon PRO W7800は、70基のコンピューターユニットを搭載。ECC GDDR6メモリーを32GB搭載、クロックは最大576GB/s、バス幅は256bit、消費電力は260W。出力ポートはDisplayPort 2.1×3、mini-DisplayPort 2.1×1を搭載している。

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