ソニーグループで産業機器向けフラッシュメモリ製品を展開するNextorageの東京ゲームショウ2022ブースでは、次世代PCI Express 5.0(Gen 5)対応のM.2 SSDを参考出展などが行なわれていた。
ソニーグループで産業機器向けフラッシュメモリ製品を展開するNextorageの東京ゲームショウ2022ブースでは、次世代PCI Express 5.0(Gen 5)対応のM.2 SSDを参考出展などが行なわれていた。
同社はメモリー・ストレージ・ソリューション事業に特化した会社として2019年に設立。20年の歴史を持つソニーにおけるメモリーストレージを引き継ぐ技術スタッフ集団を中心に創られたメーカー。
Gen 5のSSDは、Intel Z690マザーボードや、AMDの次世代チップセットマザーボードに対応するが、発熱の問題が懸念されている。Gen 4のSSDは、発売当時こそヒートシンク搭載機が多かったが、その後マザーボードに標準搭載したヒートシンクの方が冷える傾向もあり、ヒートシンクを付属しないSSD製品が多かった。
今回Nextrageが参考出展したSSDも、大型のヒートシンクと一緒に展示されていたが、同社の担当に聞いたところ、大型のヒートシンクを使わないと、一瞬で爆熱になり熱暴走を起こすが、この手の製品はエンスージアストの人から購入するため、そうした人は自分好みのヒートシンクを購入するのでは、という考えもあり、ヒートシンクを標準搭載するかどうかは未確定だという。
そのほか、ブースには同社のPlayStation 5拡張用のGen 4 SSDである「NEM-PA」シリーズの展示&計測デモや、SDXCカードが展示されていた。