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パワポ・エクセル・PDF、一気に立ち上げても爆速!仕事が速くなるゲーミングノート[Sponsored]

 ゲーミングノートの使用感にフォーカスをあて、MSIのStealth 15M B12Uシリーズ(Stealth-15M-B12UE-012JP)のレビューをお届けしていますが、今回はビジネス用途でテスト。

ノートPCであれば、外に持ち出して調べ物をしながら資料を作ったり、出先で文書作成やメール対応などをすることもありますが、外でもゲーミングPCは快適なのかチェックしてみました。

 ゲーミングノートの使用感にフォーカスをあて、MSIのStealth 15M B12Uシリーズ(Stealth-15M-B12UE-012JP)のレビューをお届けしていますが、今回はビジネス用途でテスト。

 ビジネス用途は複数のアプリケーションやブラウザを立ち上げながら行うことが多く、ゲームとはまた違った負荷のかかり方となりますが、開くファイルによっては待たされたりすることもあります。MSI Stealth 15M B12Uがゲームやクリエイティブ用途以外でも快適なモデルなのか確認してみました。

意外とアプリ立ち上げ時に重いオフィスアプリパワポ・エクセル・ワードにPDFを一気に立ち上げても快適なStealth 15M B12U

最新のゲーミングノートは省電力モードでもサクサク、ビジネス用にも高性能モデルとして良いです。

 ゲーミングノートをビジネス用途に使用する際、1点気を付けた方が良いことがあります。ゲーミングノートは最大パフォーマンスを発揮する方向でチューニングされているので、バッテリー駆動時間を延ばす方向でセッティングはされていません。

 MSI Stealth 15M B12Uの場合、バッテリーが残り20%をきるまではなるべく高パフォーマンスを維持する設定になっており、そのまま使っていると動作はかなり快適なものの1時間半~2時間前後でバッテリーが切れてしまいます。このため、電源プランを事前に作っておくか、タスクバーのバッテリーのアイコンをクリックすると表示されるメニューから「バッテリーの節約機能」を選択することをお薦めします。

出先でビジネス用途に使用する際は「バッテリー節約機能」をクリックして省電力モードで動作させるのがおすすめ。
設定しないでパフォーマンス重視の状態で使用していると1時間~1時間半ほどでバッテリー容量は20%をきります。

 ということで、今回のテストは「バッテリーの節約機能」をオンにした状態で全てテストしています。省電力状態とは言え、14コアCPUのCore i7-1280P + 16GBメモリ環境なのでそこそこ無茶な使い方をしても快適に動いてくれるはず。MicrosoftのPowerPoint、Excel、Wordと、AdobeのPDFファイルを同時に開いて引っ掛かりが無いか見てみました。

PowerPoint、Excel、Word、PDF、全部一気に起動してみました。
タスクマネージャを見ると複数コアに分散してうまく処理されているようです。

 PowerPoint、Excel、Word、PDFと一気に開いても重くなったとは感じず、かなり動作は軽快。

 タスクマネージャーでログを見てみると、大きく負荷がかかっているのが5スレッド、中程度が3スレッドといった感じでした。Core i7-1280Pは14コア/20スレッド対応のCPUですが、複数アプリケーションが同時に立ち上がってもうまく分散処理され、PCが重くならない挙動になっているようです。

オフィスアプリケーションで意外と重いのがExcel、負荷をかけるため3万行のログデータを用意してみました。
立ち上げ時に2スレッド使い切る負荷がかかりますが、Core i7-1280Pならさくっと立ち上がります。

 今回負荷がかかるように、Excelのデータは3万行のログデータを含む重めのファイルを用意したのですが、MSI Stealth 15M B12Uにはそれほど重い物では無かったようで、「バッテリーの節約機能」をオンでも5秒ほどで展開できました。ちなみに、ACアダプタを繋いで最高性能の状態で開くと1~2秒といった感じで引っ掛かりを感じません。

 ちなみに、同じファイルを4コア/8スレッドのTiger Lake搭載ノートで試したら展開までに10秒、4コア/8スレッドのCoffee Lake搭載ノートではかなりの時間がかかったのでそこそこ重いファイルのはずなのですが……最新世代のCPUを搭載するノートはバッテリー駆動時もかなり速いです。

意外とメモリ消費量が大きいWebブラウザ、Microsoft Edgeを20タブほど開いてテスト。
MSI製ノートPCのレビューページを20タブほど開いてみましたが、メモリの合計使用量は9.6GB。ビジネス用でもメモリは16GBは欲しくなります。

 Excelとならんで意外と負荷がかかるのがブラウザ。調べ物をしている時などはタブを多く開きがちですが、結構メモリが使われています。過去に掲載したMSI製ノートPCのレビューページをMicrosoft Edgeで20タブほど開いてみましたが、メモリ使用量は約9.6GBになりました。

 仕事の際はブラウザと他のアプリケーションを併用するので、メモリは16GBは欲しいところ。MSI Stealth 15M B12Uは標準で16GBのメモリを搭載しているので、こうした点も快適さに一役買っています。

複数アプリを使いながらブラウザで調べ物をしたりと、実際に作業を続けてバッテリー消費をチェック。
そこそこ負荷がかかるように使って1時間で33%ほど消費、ガッツリ使っても3時間は持ちそう。軽い作業なら5時間前後使えるかも。

 バッテリーの持ちも合わせて確認してみましたが、複数アプリケーションでわざと負荷がかかるように1時間使用してみましたが、バッテリーの消費量は33%ほどでした。

 一般的なビジネス用途であればがっつりつかっても3時間は余裕で使えそうです。文書作成などがメインであればそこまで負荷はかからないので、4~5時間ほどが目安になるかと思います。電源プランに気を付けておけばゲーミングPCも外で仕事に使えます。

15.6インチ/フルHDの液晶は視認性が高く快適でした、144Hzなのでマウスカーソルの動きや画面スクロールなども滑らか。
大型のタッチパッドは使いやすいです。外で作業することが多い人にはポイントになる部分のはず。

 CPUやメモリ以外の部分でも個人的にMSI Stealth 15M B12Uがビジネス用途で快適だと感じた部分があります。1点は液晶ディスプレイのサイズで、もう一点がタッチパッドのサイズ。

 13.3インチや14インチのノートだと小さい文字などが見えにくい時がちょこちょこありますが、15.6インチになるとそういったストレスがだいぶ減って快適でした。小さい画面のノートでも文字サイズを拡大すれば見やすくはなりますが、表示できる情報が減るのはデメリット。15.6インチはそのままでも見やすいので、視力が落ちてきている人は是非試してもらいたいサイズです。

 小さいタッチパッドは操作がシビアだったり、思った通りに動かない時などがあってイライラすることもありますが、MSI Stealth 15M B12Uに搭載されているタッチパッドは大型なもの。大型タッチパッドは若干ラフに操作しても誤動作させてしまったりといったことがないので、想像していたより使い心地の良い物でした。

 しばらく使ってみないと気付きにくい部分だったりしますが、ゲーミングノートを購入する際は、CPUやメモリなどの搭載パーツ以外の使い勝手の部分も確認することをおすすめします。

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