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【夏のイチオシPCパーツ2022】最新CPUを見事に乗りこなすための高性能PCパーツがずらりと並ぶMSI 質実剛健なベストバランスH670マザーに高性能パーツ向きのケース、クーラーまで

 近年、ゲーミングPCの分野で存在感を見せるMSI。マザーボードやビデオカードではいち早くゲーミングPCの波に乗り、手掛けるパーツはPCケースにCPUクーラー、キーボード/マウスにいたるまで多岐にわたる。PCパーツジャンル以外にも、ゲーミングノートPCやディスプレイといったジャンルでも展開中だ。ここでは、PC DIYファン向けの同社人気製品を紹介する。

 近年、ゲーミングPCの分野で存在感を見せるMSI。マザーボードやビデオカードではいち早くゲーミングPCの波に乗り、手掛けるパーツはPCケースにCPUクーラー、キーボード/マウスにいたるまで多岐にわたる。PCパーツジャンル以外にも、ゲーミングノートPCやディスプレイといったジャンルでも展開中だ。ここでは、PC DIYファン向けの同社人気製品を紹介する。

高機能でもお求めやすい価格を実現する第12世代Core向けマザーボード

Intel H670チップセット搭載マザーボード「MAG H670 TOMAHAWK WIFI DDR4」。実売価格は29,000円前後

MSIの最新マザーボードが「MAG H670 TOMAHAWK WIFI DDR4」。このところ、機能では「Z」、安さでは「B」のチップセットに人気が集中しがちだったが、本製品はハイエンド寄りの「H」チップセットでスペックを引き上げつつ、「B」チップセットに並ぶ低価格を実現する野心的なモデルだ。少しでも上を狙いたいが予算も抑えたいメインストリームゲーマーに刺さるスペックではないだろうか。

 CPU電源回路はCore i7にも向く14+1+1フェーズ。使用するMOSFETはメインのCPUコア用に55A対応DrMOSを用い、そのほか必要な電流量が小さい部分にはコストを抑えたものを組み合わせている。H670のレーン数を活かし、3基のM.2スロットはすべてがPCI Express 4.0 x4対応。Serial ATA 3.0も6基備えているため、ストレージの増設に困らない。メモリはコスパのよいDDR4を採用。DDR5への移行タイミングはいずれ来るとして、今はまだDDR4を使いたい、使い回したい方に最適だ。2.5GbEやWi-Fi 6E、USB 3.2 Type-Cといった高速インターフェースも装備している。

 デザインにも注目いただきたい。ブラックを基調とし、ドットやラインにヘアライン風の表面処理で無骨なデザインを生み出している。LEDイルミネーション非搭載であるところも硬派だ。プラスチックカバーをなくし、すべてアルミで作られたこれらヒートシンクが冷却面からPCの安定動作をサポートする。

プラスチックカバーで装飾するのではなく、冷却第一のアルミ製で複数の表面処理方法によりデザインを仕上げている
01、02、03とナンバリングされたM.2 SHIELD FROZR

次世代爆熱時代のパーツも冷やせるエアフロー特化型ミドルタワー

ミドルタワーPCケース「MPG VELOX 100P AIRFLOW」。実売価格は14,000円前後

 ミドルタワーPCケース「MPG VELOX 100P AIRFLOW」は、エアフローに特化したモデルだ。フロントパネルはゲーミング・PCケースらしいイルミネーションを搭載しながら、通気性のよいメッシュデザインを採用した。メッシュの隙間を通じて、内部LEDパーツの光が漏れ、印象的な光を演出する。通常ならフラットな右側板にもメッシュの通気口を配置しているのは、ここからも吸気/排気を行なうためだ。そのほかにもメッシュを多用しており、大量のエアーを循環できる。

 ケースファンは標準で4基搭載。平均的なケースと比べてかなり多い。さらに12/14cm角ファンを織り交ぜ、7基まで拡張可能だ。また、水冷ラジエータもさまざまなレイアウトに対応している。ラジエータの搭載箇所は前面、天板に加え側面にも用意。前面と天板部は12/14/24/28/36cmクラスを、側面は12/24cmクラスを搭載可能。ビデオカードの垂直設置も可能だ。見た目、冷却、ギミックと三拍子揃ったゲーミングPCケースと言えるだろう。

ファン搭載部のみならずさまざまな箇所に通気口を設けている
左側板は強化ガラス仕様
ファン搭載箇所も豊富、ラジエータ搭載可能箇所も3つ

総合メーカーだからこそできる冷却にも静音にもこだわった水冷CPUクーラー

36cmクラスの簡易水冷クーラー「MPG CORELIQUID K360 V2」。実売価格は37,000円前後

 マザーボードメーカーだけに、冷却にはかなりのこだわりを見せるのがMSI。MPG CORELIQUIDシリーズの36cmクラス製品「MPG CORELIQUID K360 V2」は、水冷ヘッドに最新第7世代Asetek製ポンプを採用する。また、水冷CPUクーラーの課題に、CPUソケット周囲をどう冷却するかというものがあるが、ヘッド部にもファンを搭載することで解決した。CPUに電力を供給するVRMの発熱をヘッド部に内蔵された6cm径TORX FAN3が、効率的に冷却してくれる。

 ラジエータ部に搭載するファンは12cm角サイズのTORX FAN 4.0。ヘッド部のファンも同様だが、同社はビデオカード用クーラーも自社開発しており、その技術がラジエータファンにも還元されている。とくにTORX FAN 4.0は独特の形状をしたブレードが、静音性と大風量を両立する。ARGB LEDも搭載しており、多彩なイルミネーションが楽しめる。ヘッド部には2.4型LCDを搭載し、各種ステータス情報や好みの画像を表示可能だ。

 また、MPG CORELIQUID K360 V2はいち早くAMDの次世代Ryzen 7000シリーズで採用されるSocket AM5への対応を表明。対応CPUソケットはこのほか、LGA1150/1151/1155/1156/1200/1366/1700/2011/2011-v3/2066、Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/AM4/FM1/FM2/TRX4/sTRX4/SP3と幅広い。

ビデオカードで培った技術がラジエータファンにも
2.4型LCDパネルには各部のステータスや写真などが表示できる

[制作協力:MSI]

元記事