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新CPU「M1」を搭載したMacBook/Mac miniがデビュー MacBookはAirと13型Proの2種類

 Intel CPUに替わるApple製プロセッサ「M1」を搭載した新世代の「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」が発売された。ソフマップAKIBA③号店 Mac CollectionではMacBook Airのデモ機が用意されている。

MacBook Air

 Intel CPUに替わるApple製プロセッサ「M1」を搭載した新世代の「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」が発売された。ソフマップAKIBA③号店 Mac CollectionではMacBook Airのデモ機が用意されている。

 各モデルともストレージ容量が256GBと512GBの2モデルずつが用意されており、販売価格(以下、税込表記)は、MacBook Airが115,280円~142,780円、MacBook Proが148,280円~170,280円、Mac miniが80,080円~102,080円。

Mac用にAppleが設計した独自CPU「M1」を搭載

 Macでは2006年からIntel製のCPUが採用されていたが、今回の新しいMacBook Airと13インチMacBook Pro、Mac miniでは、Mac用として同社が設計したというチップ「M1」が採用。

 M1はパソコン用としては初めてという5nmプロセス製造のSoCで、8コアCPU、最多8コアのGPU、機械学習を担う16コアの「Neural Engine」が統合。パフォーマンスと省電力性の両方で優れるといい、CPUコア速度、ワット当たりのCPU性能、統合型グラフィックス性能の3つにおいて「世界最高」であるとアピールしている。

 また、Macには、M1の性能を活かすために最適化したというmacOS「Big Sur」が搭載される。Big SurではiPhone/iPadアプリが動作するほか、アプリの互換性を保つための「Rosetta 2」技術が搭載されており、これによりIntel CPU搭載Mac用に開発された従来のアプリも、M1搭載Macで使えるようになっている。

 MacBook Airは13.3インチのRetinaディスプレイ(2,560×1,600ドット)を搭載した厚さ1.61mmの薄型モデルで、M1の省電力性によりファンレス設計や最長18時間のバッテリー動作時間(ビデオ再生時)を実現したという。

 コネクタはUSB 4対応のThunderboltポート2基と3.5mmヘッドホン端子1基。ワイヤレス機能はWi-Fi 6とBluetooth 5.0。720pカメラも備える。サイズは幅304.1×212.4×高さ16.1mm。重量は1.29kg。

MacBook Air

 「パワフル」が売りの13インチMacBook Proでも、13.3インチのRetinaディスプレイ(2,560×1,600ドット)が搭載。アクティブ冷却システムを搭載し、前世代比で最大2.8倍高速というパフォーマンスを実現している。バッテリー動作時間(ビデオ再生時)も最長20時間と長く、「Mac史上最も長い」という。

 コネクタはMacBook Airと同じで、USB 4対応Thunderbolt×2、3.5mmヘッドホン×1。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、720pカメラも備える。サイズは幅304.1×奥行き212.4×高さ15.6mm。重量は1.4kg。

13インチMacBook Pro

 小型のデスクトップモデル「Mac mini」は、本体サイズが高さ3.6×幅19.7×奥行き19.7cmのコンパクトボディを採用。コネクタはUSB 4対応Thunderbolt×2や最大5Gb/s対応のUSB×2、HDMI、1000BASE-T LANを備え、本体重量は1.2kg。

Mac mini

[取材協力:ソフマップAKIBA③号店 Mac Collection]

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