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Nintendo Switchの映像をノートPCの画面に表示できる「OmiPlay」が発売

 Nintendo SwitchやPlayStation 5などをノートPCでプレイできるようにする「OmiPlay」が発売された。小型のHDMIキャプチャデバイスで、PCとはUSBケーブルで接続する。

OmiPlayを使ってNintendo Switchの映像を出力

 Nintendo SwitchやPlayStation 5などをノートPCでプレイできるようにする「OmiPlay」が発売された。小型のHDMIキャプチャデバイスで、PCとはUSBケーブルで接続する。

 国内代理店コンピューケース・ジャパンによるとゴールデンウィーク前の販売店舗はビックカメラやヤマダデンキの一部店舗とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店。店頭価格は6,980円。

ノートPCのディスプレイでNintendo SwitchやPS5がプレイできるアダプタ

 OmiPlayはサイズが55×25×9.3mmと小型のHDMIキャプチャデバイス。Nintendo SwitchやPlayStation 5などのゲーム機の映像をキャプチャし、ノートPCのディスプレイに映してプレイすることを想定したものだ。

 付属品はUSB Type-Cケーブル、USB Type-C-Type-A変換アダプタなど。OmiPlayのHDMIコネクタをゲーム機に接続し、OmiPlayとPCとをUSBケーブルや変換アダプタで接続してセッティングは完了する。なお、OmiPlayをビデオカメラに接続し、Webカメラとして使うことも可能とのこと。

 映像表示には専用アプリ「OmiCast」を使用する。録画やスクリーンショットといった機能も用意されている。配信機能は非搭載とのこと。

 アプリはWindows用のほかmacOS用、Android用が用意されている。ただし、Webサイトでは「android版のOmiCastは画像や映像のディスプレイとしての利用を目的として開発されているため、android携帯等にゲーム機を繋いだ場合の動作は保証されておりません」と説明されている。また、iOS用アプリは無し。

 遅延時間は「平均0.02秒」という。Webサイトには「推奨動作環境を満たしたパソコンでOmiCastを使用、FHD30fpsでメーカー測定の平均値となり、数値を保証するものではありません」との但し書きがある。

 上記以外の仕様は、本体重量が95g、インターフェイスがUSB 2.0、最高解像度が入力3,840×2,160ドット(30fps)、出力1,920×1,080ドット(60fps)など。

 推奨動作環境は、CPUがCore i5-4000(デスクトップPC)、Core i7-4810(ノートPC)、GPUがGeForce GTX 660(デスクトップPC)、GeForce GTX 870M(ノートPC)、メモリ容量が4GBとされている。

 なお、編集部でNintendo SwitchとWindows搭載ノートPCを用いてテストしたところ、アプリでは「FHD(AI Smooth) 60fps」「FHD(1920x1080) 30fps」「HD(1280x720) 60fps」という3つのモードが選択可能で、明るさやコントラストの調節も行なえた。

[取材協力:ビックカメラAKIBAパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]

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