マザーボード編の後編となる今回は、マザーボードを購入するときの具体的な製品選びのポイントを解説する。使うCPU、それに対応したチップセットがだいたい決まったら、いよいよ実際に買うべきマザーを絞り込んでいくのだが、同じチップセットを搭載する製品でも、安いものから高いものまで実に豊富。2倍以上の価格差があることも珍しくない。最初に明言しておくが、同じCPUを仕様どおりに使う限り、価格の高低を含めてマザーボードの違いによる性能差はかなり小さい。大きく違ってくるのは、機能やパーツを接続できる数、耐久性、オーバークロックといった特殊な使い方をする場合の性能などだ。これを踏まえて読み進めていただきたい。