ASUS、独自クーラー採用のOC仕様GeForce RTX 3080 Ti搭載ビデオカード2製品

NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti搭載の「ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING」「TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING」の2製品を発売。

「ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING」

　ASUS JAPANは6月4日、NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti／3070 Tiを搭載するビデオカード5製品の内、「ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING」「TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING」の2製品を発売した。いずれも価格はオープンプライスで、実売価格はROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMINGが24万9700円前後、TUF-RTX3080TI-O12G-GAMINGが22万9900円の見込み。

ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING

　ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMINGは、NVIDIA GeForce RTX 3080 Tiを搭載する。ブレード数を3つのファンすべてで増加し、センターファンが13枚、補助ファンが11枚となった。センターファンの追加ブレードとフルハイトリングは、静圧を高めてGPUヒートスプレッダーに直接送風する。

　センターファンと補助ファンの役割を強化するために、センターファンの回転方向を逆にした。これにより、冷却アレイ内の気流の乱れを低減し、カードの全体的な冷却性能をさらに向上させている。ヒートシンクは2.9スロット設計。

　ブーストクロックは1815MHz、OCモード時は1845MHz。、ビデオメモリーは12GB。搭載ポートはHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×3。8ピン×3の補助電源コネクターを搭載する。

TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING

　TUF-RTX3080TI-O12G-GAMINGは、NVIDIA GeForce RTX 3080 Tiを採用。3つのファンが連動して動作するAxial-techファンを搭載する。ファンはデュアルボールファンベアリングを備え、スリーブベアリングや他のベアリングタイプと比較して、安定した性能と長寿命を実現したとする。

　ヒートシンクは2.7スロットで、VRAM専用のヒートシンクが搭載されており、最大動作スペック以下の温度を維持する。