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今年1番と思った無線ゲーミングマウスがさらに軽量化され登場「G PRO X SUPERLIGHT」はマウスフィート強化でより正確なエイムに!

ロジクールのゲーミングブランド「ロジクールG」から、「ロジクール PRO X SUPERLIGHT ワイヤレス ゲーミングマウス」(以下、G PRO X SUPERLIGHT)が登場した。12月22日にブラック、2021年2月25日にホワイトを発売予定で、価格は1万7820円。今回はロジクールに試用機をお借りして試してみることにした。


「ロジクール PRO X SUPERLIGHT ワイヤレス ゲーミングマウス」

 ロジクールのゲーミングブランド「ロジクールG」から、「ロジクール PRO X SUPERLIGHT ワイヤレス ゲーミングマウス」(以下、G PRO X SUPERLIGHT)が登場した。12月22日にブラック、2021年2月25日にホワイトを発売予定で、価格は1万7820円。

 今年は、7月に従来機種となる「PRO LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウス」(以下、PROワイヤレス)が登場してからというものの、ずっと使い続けてきた。理由としては、手にフィットする握りやすさと、同社独自の「LIGHTSPEED」による遅延のない動作、FPS向けに使いやすい、2つのサイドボタンを搭載し、そのほか多機能ボタンなどは一切ついていないことなどが挙げられる。

 今や、「Apex Legends」や「レインボーシックス シージ」をプレイするうえでは欠かせない相棒となった。そして年末に、PROワイヤレスの形状はそのままに、さらに軽量化したG PRO X SUPERLIGHTが登場。これは試さずにはいられない! と思ったのだが、できればホワイトがほしい……ということで、購入はホワイトの登場まで待つことにし、今回はロジクールに試用機をお借りして試してみることにした。

多少の変更はあるものの、デザインはPROワイヤレスを踏襲
しかし、圧倒的軽さに!

 まずは外観からチェックすると、形状はほぼPROワイヤレスと同じくとてもシンプルでグリップしやすい。もともとFPSをするためのマウスは、先述したとおい多機能ボタンがついていたり、ちょっと変わったデザインをしているモデルはあまり好みではなかったので、とてもシンプルなPROワイヤレスはかなり気に入って使っていた分、同じ形状で新機種が登場したのは、個人的には好印象だった。

とてもシンプルなボディー

マウス後方が手の腹にフィットするので、とてもグリップ感がいい

左側には2つのサイドボタンを備える

右には“SUPERLIGHT”のロゴがある

 サイズは、およそ幅125×奥行63.5×高さ40.0mm。こちらもPROワイヤレスと同じサイズだが、注目すべきは重さが約80gだったところが約63g未満(ブラックは約61g、ホワイトは約62g)になった点だ。初めて持ったときは、ありきたりだが「モックかな?」と思ったほどだ。軽いぶんより素早く振ることができて反応速度の向上が見込めるほか、長時間ゲームを遊ぶ際の手の負担も軽減できる。

 重さ以外に変わったところでいうと、本体のロゴが光らなくなったことと、マウスホイールのカラーに白を採用したくらいで、あまり変化は見られない。しかし、駆動時間はPROワイヤレスが約90分の充電で約60時間(LEDなしの場合、アリの場合は約48時間)、G PRO X SUPERLIGHTが約1時間の充電で約70時間と、短い充電時間でより長時間駆動するようになっている。加えて、ロゴが光らなくなったことで、設定なども気にしなくてすむため、LEDなどにはこだわらず長時間ゲームをプレイためのマウスを探している人にとっては要注目なポイントではないだろうか。

サイズは「ロジクール PRO X SUPERLIGHT ワイヤレス ゲーミングマウス」と同じだが、かなり軽量化している。加えて、ロゴのRGBライトを排し、インジケーターも1つになった

マウスホイールのカラーに白を採用

底面のマウスフィート強化でより正確なエイムに

マウスフィートには「ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)」素材を採用

 今回、G PRO X SUPERLIGHTを試していて重さ以外に一番変わったなと思うのが、底面のマウスフィートの部分だ。G PRO X SUPERLIGHTのマウスフィートには、テフロンとしても知られる「ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)」素材を採用しており、PROワイヤレスと比べるとより滑らかな動作になりつつ、よりピタッと止められるようになった印象だ。これは素材だけでなく、PROワイヤレスと比べてマウスフィートの面積が大きくなっている点も要因として挙げられる。あとは、使用しているマウスパッドにもよるはずなので、マウスパッド次第ではさらに滑らかになることもあるかもしれない。

底面のフタの部分は2種類用意されているので、好みで使い分けが可能

グリップテープが標準で付属しているのもうれしいポイント

USBレシーバーと充電用のケーブルが付属

USBレシーバーは底面のフタを開けた部分に収納できるので、持ち運びに便利

 とはいえ実際にApex Legendsをプレイしてみたが、滑らかにカーソルが移動し、任意の場所でピタッと止められるようになったので、個人的には軽さ以上に感動したポイントといえる。ただし、これはほかのマウスからの移行でも言えることだが、PROワイヤレスから移行する場合は少し感度の調整が必要になった。DPIなどの調整はソフトウェア「Logicool G HUB」から変更できるため、理想の感度をみつけてほしい。

在宅勤務からゲームプレイまで、1日中マウスを使う人にもピッタリ

 最近は在宅勤務になり、仕事中から終業後のゲームプレイまで、1日中マウスを使っている。会社に行く場合は別だが、自宅で作業しているときは常にPROワイヤレスを使用していた。使い始めたころは、早くなれるために使おうと思っていたが、今はグリップ感もよく軽量なため、別に仕事用マウスを用意しなくてもいいなと思ったからだ。普段の作業でも使っていれば、操作に慣れてFPSでもより使いこなせるようになる。

 G PRO X SUPERLIGHTはさらに軽量化しており手の負荷も抑えられるため、1日中使うマウスとしても使えるなと感じた。もともとプロでも長期間使えるように開発されているため、耐久性にもすぐれており1日中つかっても問題なしなのもうれしい。ゲームプレイで手に馴染んだマウスを使うため、仕事でも同じマウスを使いたいサラリーマンゲーマーにもオススメできる1台となっている。

 2020年、様々なゲーミングデバイスが登場したが、個人的に1番気に入っていたのがPROワイヤレスだった。その軽量化版が出たとなると、チェックせずにはいられないし、チェックしてみたところやはりより使いやすさが追及された完成度を誇る1台になっていた。

 FPSを中心としたゲームを堪能するためのワイヤレスマウスを探しているのであれば、G PRO X SUPERLIGHTを検討してみてはいかがだろうか。

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